2006年01月24日

よき出逢いそして対話を

私は今の新しい土地に引っ越してきてすぐに
なんてついているんだぁぁーーー。と思う事があった

よき出逢いそして対話を

田舎に引っ越すということは
相棒#1は趣味のオールドカー(ある人はジャンクとも言う)を大移動させることだったが

私にはガーデニング以外考えられなかった(これからは自給自足だと)

相棒#3はもちろん思いっきり走り回ること

引っ越す前から
さてどうやってその入り口を探し当てるのかを考えていた

8年間この地でバラを育てきてはいるが

よき出逢いそして対話を

ここは全く違う松林の中なのだ

このページに出会えたのも
大きなお目目のめぐみ様が女神様に思えて信じてついてきたのだが^^
方向を示してくれたからだ


が、ラッキーなことに女神様はこの新しい土地にも突然現れたのだった

人の世の
幸不幸は
人と人が出逢う事から
はじまる
よき
出逢いを

In this world of ours,
happiness or unhapyness
begins with people meeting people
I wish you many happy encounters

書家 相田みつをのことば より

さて女神様というのは
とびきりのガーデニングのスペシャリスト

Cathie!!

同じ隣組のすぐそこにいたのだった
この情報はこれから始まる何も知らないの田舎の生活に
何よりも光をもたらしてくれた

彼女は毎週地元のローカル紙にガーデニングのコーナーを持っている

最も信頼の置けるマスターガードナーの一人だった


大都会東京暮らしが長かった私には

この10年間の田舎生活が続いていたことは奇蹟に近かった

アメリカの田舎町というのは本当に言葉で言い尽くせないほど

すご~~~~~~く、田舎なのだ

とにかく田舎暮らしはないないづくしだ、

ここはアメリカなんだから当たり前なんだけど

つまり日本人好みの特有の繊細なものがないのである

カラーも、すべてくっきりはっきり

まるで両極端なここのお天気みたいだと思った

微妙な心地よさが見つからないのである

美術館がない、いやあるけど美術館とはいえない
コンサートホールもない、いやあるにはあるけど
レストランがない、いやあるんだけど
ちょっと入りたいような喫茶店だってない

大きなチェーン店ばかりで
おいてあるものは全て一緒

さがしてもさがしても
私の趣味のほしいものが手に入らないのだ
本当に参った

本屋のBORDERSだけが日本とは違い
ソファーがおいてあって自由に何時間いてもかまわない

コレで私は生きていた

特に私は5歳から休むことなく**十年と書道をやってきて

アーチストの持っているものへのこだわりというものが付きまとい

しばらくselfesteemもぐ~~~んとさがった

本当にアメリカの田舎に溶け込むまでには時間を要した


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Posted by いまここに at 18:24│Comments(7)アイデンティティ
この記事へのコメント
お久しぶりです^^

日本の中にいても、住むところが変われば・・・という状態なのに
アメリカだと余計に大変ですよね。

でも、いまここにさんって、すごくついてると思います^^
いい人がそばにいることがわかって、
いい本屋さんがあって・・・・

ソファーに座って本が読めるなんて・・・
私だと、ほとんど入り浸りになっているかもしれません^^;
>現在、女性専用の古本屋さんをみつけて
本をあさりまくっています。。。

今、日本でも増えてきましたが、座るところ、ないですもん^^;
やっぱり、立ち読みが定番ですね・・・
Posted by @まめた at 2006年01月25日 16:53
@まめたさん

実は私紀伊国屋本屋に
椅子に座って本が無料で読めるというのを
取り入れたらもっと本が売れるのではと
提案した事があります

もう20年前の話です
でも無視されてました

そのあと5年もたたないころアメリカがやりだしたんです

な~~んだ、同じことかんがえる人がいるんだなあって
又遅れてしまったとおもいました

それで、私は自分の書のぎゃらりーのそばの1室に
図書室を作りました

とっても気持ちのよい空間でした

日本は一坪いくらの世界ですから
ソファをおくのだったら
もっと本を置いてもうけようってかんがえますよね~~

土地価格も違うしね

でも、ある一方では長い目で見れば

本を読むって心の隙間をうめにくる人もおおいわけだから
それだけでもゆっくりくつろぐ空間があれば
やっぱりこの本を手元においておきたいわ~‘となりますよね

でも、又、その後、コンピューターが現れて
10年ですから

方向性はいろいろ変化しているのでしょうけど
いや、もっと、ゆとりのある空間を人々は望んでいるのかも
Posted by いまここに at 2006年01月26日 03:11
こんにちは!
田舎が大好きなOggiです。
いまここにさんは東京出身なんですね!
私は東京生まれです。(母が東京なのです)
しかし、東京で過ごした時間はtotal2年あるかないかなので、
もう沖縄人がものすごく長いです。
そのせいか田舎が好きですね~。今住んでいる所も知念村(今年から南城市に、晴れて十数年ぶりに市民になりました)村です。
農業中心の村なので何にもないところです。
しかし、この自然が大好きで都会には暮らせないと思ってしまいます。
まっ、沖縄は小さいので車を1時間走らせればいつでも都会へ遊びに行けるという余裕さと住み慣れているということもありますので
いまここにさんのように困る(何と言えばいいのですかね?)ことはないのですが。
私が突然いまここにさんのようにアメリカに住んだらやはりそういう心境になるでしょうね。

そうそう、2年前にNYへ遊びに行ったときに本屋さんにソファーがありコーヒー飲みながら読んでいる人を見たときに感動しましたが、本屋はこれで成り立つのかと心配になったことがあります。私もやってみましたが、飲物で本を汚しそうだったので直ぐに席を立ったことを思い出しました。こんなところが日本人ですよね。
そこで沖縄の長寿に関する本を見つけたときに買いたくなり、回りの人に自慢したくなったことがありました。
そうか、そんなことを思い出すと住み慣れた土地から文化も違う所へ行くことは本当に大変ですね。
Posted by Oggi at 2006年01月27日 13:58
いまここにさんおはようございます。

やっと風邪を完治しました。
その節はコメントありがとうございました。

運があって良き事、良き人に巡り会うものですよね。
いまここにさんの人柄で良き人に出会っているのでしょうね。

ものへのこだわり良くわかります・・・・
私も職人のような気質ですから。

1/27にTokyocityphoto2を開設しました。
また遊びにきてくださいネ!
お待ちしています。
Posted by nankuru_susumu at 2006年01月29日 09:09
いまここにさんおはようございます。

やっと風邪を完治しました。
その節はコメントありがとうございました。

運があって良き事、良き人に巡り会うものですよね。
いまここにさんの人柄で良き人に出会っているのでしょうね。

ものへのこだわり良くわかります・・・・
私も職人のような気質ですから。

1/27にTokyocityphoto2を開設しました。
また遊びにきてくださいネ!
お待ちしています。
Posted by nankuru_susumu at 2006年01月29日 09:10
Oggi san,

おはようございます
楽しいお話ありがとう~

そうですね
父は東京出身ですが
子供の頃は母の田舎で育ち
又東京に戻りました

自分のルーツは
誰にも変えることは出来ないから
どの国に住んでも
大切にしたいなあって思います

自分の中にはいつも
田舎と都会が同居してる
そんな感覚があります
私にとってはどちらも
居心地がいいです

国際結婚もそんな感じです
お互いの国のいいところを
認め合わないと

毎日が戦いになって
疲れ果てるかも(既に経験済み、、苦笑)

どの結婚もそうですねきっと

Oggi san,の結婚の形って
ぼんやりとありますか?
Posted by いま at 2006年01月31日 03:20
nankuru_susumu さん

今、新しいページにお邪魔しました

うーんやっぱり
さりげなくっていいですね

年を重ねてくると
無理をしてないものがとても新鮮に感じます

アメリカに来て最初に
敏感に反応した言葉を思い出しました

この国は何でもあり
こだわらなくっていいのよ~~
だかららくちん。

????ちょっと待った~~

私は自問自答を繰り返してた

こだわらなかったら
どうやってアートするの

10年経った今だったら
その言葉はよくわかる

こだわりすぎてもいけないことが
このアメリカでは必要なのだ
Posted by いまここに at 2006年01月31日 03:40
 
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