古い家並と恐竜

いまここに

2006年10月07日 03:43

10月末には子供たちの大好きなハロウィーンがやってくる
そろそろ庭にかぼちゃやら骸骨やらを飾りだしたり
でも夕方になって驚いたことには既にクリスマスの飾り付けが終わって電気がついていた

11月には100年近くたっている家々のハウスショーが行われる(これはとっても人気です)     

すばらしい秋晴れだったのでダウンタウンの我が家の庭仕事をしたあと紫色の菊がきれいでした真ん中の白っぽい葉っぱは鹿の耳といってぬめ~としていて本物みたいなのですけど、鹿は大嫌いなのでお花を鹿に食べられないように植えてます

知り合いが多いこの道を歩き出すと
Mannaとは久しぶりなのでお散歩してくるわね~といってさっさと連れて行っていってくれるし

  友人シシリアも出てきてくれて一緒におしゃべりをしながら500メートルぐらいお散歩.この夏長女を一人だけ連れて2人でイタリアミラノまで旅行してきて楽しかったと話している。残りの4人は当然パパが見ていた
YMCAの子供たちもお散歩
男の子たちも力強くマラソン

と、まあ、今日はみんな歩こうという日だったそうでいつもよりにぎやかな通りでした

Mary Ellenからも、無事家に戻ったわとの電話をいただいて
それでは今夜は早速一緒にお食事をとおさそいして
2時間ばかり旅のお話をおききしましたが
旅だけの話にとどまらず
最後は必ず政治経済宗教に話が及ぶというところが
彼女のすばらしいところです

戻ってから一夜明けての本日彼女は
朝6時から教会に行き、
車椅子の友人をたずねては買い物をして冷蔵庫の中身を補充して
又戻って今度はランチを従兄弟としてなんて言っている

相棒が娘さんは元気?と聞くと
ア~ら、未だ戻ってからも電話をしていないけど、きっと大丈夫だと思うと 娘も電話をかけてこない

母娘完全自立型。それぞれにそれぞれの場所での生活が出来ているからね~
理想ですね、(アメリカ人が全てということでは決してありませんが^^)

もう、私たちはMary Ellenが魔女としか思えない
2週間半でサウスダコタ州から南へネブラスカ州~更に南へカンザス州~西側にあるコロラド州~南にニューメキシコ州~西側のアリゾナ州5つの州を通り4つの町に行ってきていとこたちにあって来たとのことですが、年齢は私たちは若い方なのよと。。。。
とってもすがすがしい顔でお戻りになりました

今回は箒にまたがって魔女がもどってきたとしかおもえませんでした

彼女は50年前自家所有の飛行機を
持っていてご主人様と空は飛んでいましたが。。。

そこでもう一度、お年を?
彼女はヤッパリ88歳だった

若さとは年齢ではないのだなとつくづく思う

日本の老人はちょっと世話をかけすぎていないかしらんとも思います
若い人たちがですよ~社会全体が赤ちゃんに戻してしまうというか、
それがお年寄りを大切にと言うような風潮、文化背景があるように見えてしまいます

そうだなあ^^すぐ裏山にはこんな長寿のものも住んでるし
 


10年間小さなアメリカの田舎町の同じ場所に住んでみて最近見えてきたことは
地元に流れているアメリカの本当の底力と
決まりきっていないとてつもない幅の広さを感じることだ

毎日起こるさまざまな事件、でも人々の表情にはまだまだ希望があるように思う
決して投げ捨ててはいないしあきらめてもいない

相棒が時々口にするアメリカは何~もなかったんだから。。。
それを思えば何だって出来るさという底力。

既にこの小さな田舎町(人口6万人)の家々も底値を割り出し始めた
今週末は30件の家がオープンハウスで売り出される
何とか冬になる前に売ってしまおうというわけだ

今、家々の前には自分が選挙で支持する人々の写真や名前の看板が立てられている

皆待ち望んでいる世界を引っ張っていけるアメリカのリーダーが
現れてくれないとなあ

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